みなとそふと、新作「釈迦堂さんの純愛ロード」を無料公開!
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そんなわけで。年度変わって本格的にこのブログも始動させていきたいと思っている今日このごろ。
みなとそふとが新作ゲームを突如発表・公開した。
釈迦堂さんの純愛ロード 公開中!ゲームはダウンロードページよりダウンロードしてお楽しみくださいminatosoft.com
— shakadoさん (@sha59453842) 2013年3月31日
全年齢PC用ゲームであり、各ミラーサイトから無料でダウンロードできる。
概要は、以下のとおり。
TVアニメ「真剣で私に恋しなさい!!」の人気キャラクター「釈迦堂刑部」のゲームが遂に登場!
釈迦堂さんの純愛ロード 製品概要
おじさんが主人公の湘南浪漫を堪能してくださいませ。
価格帯は、勉強させて頂きまして0円です。
スタッフの組み合わせはいつもの
企画シナリオ・タカヒロ
原画 ・wagi
でお送りします!
エンジンは、辻堂さんの純愛ロードのものを使用しています。
あらすじは、初夏の湘南に川神から釈迦堂刑部が流れ着き、花屋の娘・鵠沼さくらに恋をするというもの。
フリーゲームにもかかわらず、豪華キャストによるフルボイスで作られていてとても嬉しい。
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さらに、「釈迦堂通信」のページは掲示板になっており、全レス企画を実行している(書き込みは4月1日午後0時まで)。僕もちゃっかり書き込んでレスをもらっている。
また、ダウンロードページではTwitterアイコンや壁紙も配布されている。
そしてしっかり3月からTwitterの仕込みが行われているところがすごい。
なおタイトルロゴは木緒なちさん所属のKOMEWORKS改めGOMEWORKSが作っている模様。
本日より、KOMEWORKSはGOMEWORKSとなり、代表も代わりました。何卒、宜しくお願い致します。 URL
2013-04-01 00:00:29 via web
あとこちらの『釈迦堂』ロゴ制作もGOMEWORKSで行っておりますーしかしゲーム作っちゃうのすごいわ…… URL
2013-04-01 00:10:55 via web
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今回のゲームって、先日スタッフ日記でとむねこさんが言ってた自社エンジンの機能増強の実戦投入的な意味合いもあると思うんよね。例えばインストール画面が「辻堂さんの純愛ロード」から変わっている。
セーブデータ保存場所も変更できるようになっている。ただしゲームフォルダにしちゃうと設定引き継ぎ機能が使えないみたい。
タイトル画面はこんなんなってます。
鵠沼さくらちゃんカワイイヤッター! ちょっと珍しいお母さんタイプで物腰も少し年寄りじみている……けどかわいい。
湘南の風薫るギャルゲーの主人公らしい選択肢をこなしつつ、釈迦堂さんとさくらちゃんはどうすんの? どうなるの!? という短編。
なにげに釈迦堂さんの立ち絵表情パターンが増えていた。「まじこい」無印では開発終盤に絵が描かれたこともあってパターンなかったんだよね。「まじこいS」で手を広げてるタイプの立ち絵が増え、今回基本立ち絵の表情も豊かになったという流れ。*1
スタッフロールでは釈迦堂さんが「だって真剣恋だもん!」を熱唱・キャラチップ出現*2などの遊び心も満載でとことん楽しかった。
そうそう、不意打ちで釈迦堂さんが一子について回想するシーンがあって、一子好きな僕が大喜びしたといいます。
プレイ時間は45分くらい。終了時の掛け合いも数パターンあって面白い。ギャラリーがないからCG・掛け合いを再確認しづらいことだけが残念。
それにしても、久々のエイプリルフールに力の入ったネタをかましてくれて、こちらとしてもファンのやりがいがある。
追記 2013-04-05 1:40
tempelさんが感想エントリを書いていたのでリンクしておく。必読の内容。何故僕はこれを書けなかったのかと忸怩たる思いですよ。
『釈迦堂さんの純愛ロード』感想 - ストーカーという文字は恋する乙女と読みます
発売当時になしおさんが"「自己のありかた」を巡るお話"として「まじこい」を語った、まさしくその延長線上のお話。
実際「釈迦堂さんの純愛ロード」は自己のありかた(「まじこい」作中で言う"サガ"や性分・性格を含む、持って生まれた・いつの間に抱えたもの)を巡るお話でもあり、さくらちゃんとの出会いはまんま「捨てる神あれば拾う神あり」だったのでザ・タカヒロな一作でしたね。*3
百代たちがそうであるように、放っといても釈迦堂さんは「釈迦堂さんとして」彼なりに人生を送っただろうけど、別の道があってもいいんじゃない? みたいな押し付けがましくなさが相変わらず好みでしたね。放っといても不幸になるヒロインはいないけど、放っとかれないという道もあるんだよという。
2013-04-02 23:45:00 via web
「可能性Aもありだし、だからといって可能性Bがダメなんてことはなくてそれも全然あり」といった可能性への肯定感がタカヒロ作品やっててほんとに素晴らしいと思うところ。